人間は一人じゃ生きられない、の低レベルな報告書

よく聞くじゃないですか。「人は一人では生きられない」っていうセリフ。

正直言って私は「そんなの本当かよ?」って思ってました。だってたった今、自分以外の人類が全滅したとしても、あのーなんというか、私は人としてギリギリの線で生き続けて行く気がするんですよね。特に発狂するとも思わないし、一人になったから自殺しようなんて絶対考えないし。きっと最寄のコンビニの食料を漁ったり(電気も止まるから一週間くらいが限度だよね)、その後は頑張って近所の畑を耕したり、川に釣りに行ったりして、ボンヤリ暮らして行くんじゃないかなーと。そんな風に思うわけです。

ところが。

入力がなくなった神経細胞は死ぬんですってよ奥さま

ネズミのヒゲ1本には、1個の神経細胞が繋がっているそうです。

Q:ヒゲを抜いてしまうとどうなるか?
A:そのヒゲに繋がっていた神経細胞は死にます

という話が池谷本に書いてあった(と記憶している)。

ほほう、入力が無くなった神経細胞は死ぬ、とな…。

人間の場合どうなるか見てみましょうよ奥さま

私だけかもしれないが。

  • 自宅で一人で篭っていると「ああ、死にてぇ〜」という感情が出てきて困る*1
  • 仕事や趣味に没頭しているときは生き死にを忘れる
  • 彼女と一緒にいるときは「生きたいな〜」という感情が出てきてなんか嬉しい

こっ、この動きはネズミのヒゲに繋がった神経細胞とよく似てやがる!両者に共通していることは、自分の役割が無いと判断した場合に死にたくなっているということだ。ホワイ!なぜ!

以上の話から見えてくる真実はただ一つ。

私はネズミのヒゲだったんだー!なんだt(もういいよ、ありがとう

*1:いや、実際に死んだりしませんよ?まだまだ夢見がちなオッサンである私は「オレって何かすんげーことできるはずだーきっとそうに違いないぜー」って何もせずに信じてるから。阿呆すぎて死が最も遠い人間の一種だと思う。