大の大人がシャイニング・ウィザードだなんて

今唐突に思いついて絶望したのだけど、このまま普通に生活していってたら俺は一度も完全なシャイニングウィザードを放つことなく死んでしまうのではないだろうか。そんなのってない。だって今まで素人にも実現できそうなプロレス技って大概やってきたじゃないですか。体育館でマット敷いたりでかいベッドで戦ったり怪我しないようにさあ。

まあそれはプロレスごっこをしていた頃の話であり、流石にこの年になってプロレスごっこもないだろうというか、シャイニングウィザードは危険な技なので万が一膝頭が顔面を直撃したら死んでしまうかもしれないし、大体プロレスごっこでもないのに片膝立てたまま呆然としてる人ってあんまりいない。なかなか冗談で放てる技でもないしなシャイニングウィザード。しかし男として生まれ武藤敬司とおなじ時代を生きたものとして一度くらい渾身のシャイニングウィザードを決めてみたいものだと思うのである。

カッとなって全文引用してしまったのだけど、人間って、寝た状態か或いは床に座った状態から立ち上がる時って、ほぼ必ず片膝を立てる瞬間があるのだと思っている。これは実際にやってみるとわかることで、片膝を立てないように立ち上がるためには、とても不自然な立ち上がり方*1をしなければならない。

シャイニング・ウィザードの社会人的な手順

  1. 同僚と飲みに行き、中でも最も屈強な野郎に酒を向ける
  2. ぐでんぐでんに酔っ払った奴を道端に転がしておく
  3. その横に夜通し待機して介抱しつつ機会をうかがう
  4. 翌朝、奴が目を覚まし、片膝をついて立ち上がる瞬間に

レッツ!シャイニング・ウィザード!!(危険なので止めてください)

*1:これが唯一のシャイニング・ウィザード封じである。