知人の娘さん(3歳)を見ていて発見したこと

周囲の人から注目されると喜ぶ

他人から注目されると、子供のテンションは上がる。

他者から認知されると嬉しいのは大人と同じというか、人間に元から備わっている機能なのかもね。

子供は基本的に自分がやりたいことをやるのみだが、誰からも注目されていないときなどは、周りの人の注目を集めようとして色々工夫したり過激にやったりする。「(私を)見て!」と直接言うこともあるし、大人たちだけで会話をしていると「お話やめて!」と言い出したりもする(そういう積極的な子供ばかりじゃないとは思うけど)。

なお「注目」は、顔と目線を子供に向けるだけでもOK。子供は察知する。

あと関係ないけど、「(私を)見て!」という想いが複雑な感じに表出しちゃってる人って少なからず居るよなあ、とか思う。

大人が喜ぶことをやろうとする

周囲の大人が笑顔になると子供も笑顔になる。

周囲の大人を笑顔にできたアクションを繰り返す。

なので、子供を上手に誘導するためには笑顔を使うと有効である。

たとえば、食後なっかなか歯を磨こうとしない子供に対しては、こちらの希望を伝えた後で意図的に笑顔を消す、歯を磨いてる間は意図的に笑顔にする。単純だけど効果がある。

ただまあ大人の都合で子供を操作するのはどうなのよ?とか、いろいろあって使いどころは難しいかもしれない。

あと日本人によく見られる苦笑いや愛想笑いは、子供の前では止めた方が良いと思う。

吸収力が高い=成長が早い

ちょっと難しいかなーと思える話でも、誤摩化さずにきちんと話す(説明する)ようにすると意外と理解する。しかも、新しい言葉や概念をどんどん覚えていくので面白い。

絵なども日々上達する。状況にもよるが、大人が楽しそうに絵を描いていたりすると、それを見て刺激を受けて(真似したりして)子供はさらに急激に、マジな話1時間単位で上達していく。

同様に、これは難しいだろうなーと思える運動でも、やってみせ、やらせてみるとグングンうまくなるので面白い。ただし、早く上達するためには「こうなりたい」と子供自身が感じるイメージが重要のようだ。たとえば、スケートをやる前にフィギュアスケートの(浅田真央さんの)映像を興味深そうに見ていたりとかすると理想的。

一方、大人が無理矢理やらせようとした物事については、そんなに早く吸収してくれない。「やらされ感」が少しでもあるとやる気が失われ、吸収や成長が鈍るというのは大人と同じらしい。

また、楽器の上達なども早いが、その場合は良い音を聴かせるとか、弾いてみせるというのが重要になるはず。何につけても、できるだけハイレベルなセルフエフィカシー(自己効力感≒俺はあのとんでもない高さまで上っていけるんだぜ!感)を子供の中に構築するのが早い成長の鍵と言えるかも。それが高いほど、最終到達点も高くなったりもする。

適当なことばかり言ってますけどね。

思い通りにならないと泣き出す、が

子供は自分の意見が通らないと泣き出す。

しかしそこで「なぜその意見が通らなかったのか?」の理由を、大人に説明しても理解されるように(簡単な語彙で)しっかりゆっくり説明すると、3歳の子供でも理解して泣き止んだりする。この辺は言語の発達が早い女の子の方が得意な領域かもしれない。

大事なのは、きちんと説明もできない理由で子供の意見を無視しないこと…かな?

まとめ

子供を子供だと思ってあなどって付き合うのはダメ。

あとこれは自分の話だけど、周りの人も自分自身もバカにしない!というのが、生きる上でとても大切なテーマになっているように思う。(私は27歳になるまでそれができなかったんだよね…未熟!)