中国語で単語の聞き取りテストってできないっすか?

日本語では単語の聞き取りテストが成立し難いです。

理由は他の言語と比べても発音数が少ないため、音の高低を含めたとしても単語の特定は文脈に依存するからです。

日本語以上に発音の衝突が多い中国語を使っている中国人はズバズバ言い合っている気がして、本当に言語の仕様が原因かなぁと思う次第です。

なるほど。で、全然中国語を知らない私が疑問に思うのは、

「中国語でも単語の聞き取りテストってできないっすか?」

ということ。

中国語には四音があるので*1『単語』の単位であれば聞き取りテストも可能だと思うんだけど。

どうなんだろ?

こんなまっとうなトラバも頂いた

そういうことを言うには、日本語以外の「発音の多様性が乏しい言語」も取り上げて比較しなければならないのでは。たとえば同じ「欧米人」でも、イタリア語の母音数は日本語と同じくらいしかないと言われる≒発音の多様性にとぼしいということは、どう考えればいいんだろうか。

そりゃそーだ。

まとめ

仮説「単語の聞き取りテストが成立しない言語圏の人は空気を読みがち」

否定できる言語+文化の例があったら教えて〜

追記

単語の聞き取りテストが成立するかどうか、という分類のしかたがそもそもヘン。発音にどういう文字をあてるのか、というのはつづりの問題でしかないでしょう。

はい。今日の私のエントリを冷静に読み直すと頭オカシイね。

何が言いたかったのかというと「発音だけでは意味を取れない単語が多いよね or 少ないよね」ということであって、日本語でも曖昧な単語を除外すれば聞き取りテストって普通に成り立つしな。(ちなみに綴りは関係ないっす。あくまでも会話、そして単語が問題。)

曖昧な単語が多い or 少ないの分岐点はどこじゃ

「でも、英語のほうがそういう例は少ないじゃないか」って? 数えてみたんかいっ! とまで言うといいすぎだけれど、そういう質問に対してはすくなくとも「じゃあどこで多い少ないを区切るの?」と返そうかな。

じゃあ500語で区切ります。…と、私が決めても意味がないので、日本語をとりあえずの基準にしてお茶を濁したい思う。それを踏まえて再まとめすると下記のようになる。

再まとめ

仮説「発音だけで意味が決まらない単語の数が、日本語と同じくらいある言語をネイティブに話す人は、日本人と似たような受動的傾向にある=空気を読みがちである」

これを科学的に証明しようと思ったら

どうすればいいんだろう?

言語ごとに脳の動作の傾向を見ても、それが人の思考や性質とどの程度相関があるのか説明できそうにないし。結局、似非科学の域を出ないのかも。

*1:そりゃ漢字一個だったら、発音が全く同じになる物も多々あるだろうがな