はてなApp Engine

Google App Engineはてな版。

はてなの各種サービスが持つデータにアクセスできるだけでなく、はてなのネットワーク上に、はてなフレームワークを使った独自Web Applicationを設置できる試み。

ユーザー認証ははてなアカウント or OpenIDが利用可能。

対応言語はPerl(できればRubyも。そしてPHPも見捨てないで…)。あとJavaScriptでサーバサイドスクリプトを書けたら、Pure JavaScriptのWebアプリが流行ったりして、さらに面白いかもしれない。

開発者が得るもの

  1. はてなユーザーのリアクション
  2. 知名度
  3. お金

人気を博したサービスは、はてなに買い取ってもらえるかもしれない。買取金額は開発者とはてなで協議の上決定する。

はてなが得るもの

  1. サービスのアイディア
  2. 実プログラム
  3. 人材(の発掘)

各アプリははてなフレームワークを利用しているため、サービスを買取ってオフィシャル化する際の工数を最小化することができる。

付加サービス1:はてなApp株式市場

はてなコミュニティから、開発者にお金を還元する試みであり、サービスの価値を可視化する試みでもある。

各Webアプリは株を発行する。初期1001株。開発者は発行済み株式の半数未満を市場で販売できる。株ははてなポイントと取引が可能。

はてなによるサービス買取が発生した際には、株の持分に応じて現金が分配される。なので確実に売れると思しきサービスなら、開発者が全株持っていた方が得かもしれない。しかし買取イベントはなかなか発生しないので、早目にはてなポイント化するのも自由。ユーザー間の取引も自由(はてなアイディアと類似)。

開発責任者を変更する場合は、発行済み株式の過半数を移譲する。

付加サービス2:はてな人API

Mechanical Turkはてな版。人間MapReduce

はてなフレームワークの一機能として、はてな人APIを実装する。何かの作業を人力でやってもらえるというアレ。作業の対価ははてなポイント、またはアプリ株(100分の1株など)で支払う。

付加サービス3:はてなApp HUNTER×HUNTER

「こんなアプリや機能が欲しい」という依頼を掲示板に貼り付けておく。依頼者ははてなポイントを懸ける。依頼に賛同する者もはてなポイントを重ねて懸ける。

開発者は掲示板を見て、これなら作れそう、作ってみたいと思うサービスを自分で実装して、依頼に賭けられたはてなポイントを手に入れる。

また懸賞金の多いユーザー順に、アプリ株の優先交渉権を手に入れることができる。

似た機能として既にはてなアイディアがあるけれど、はてなApp HUNTER×HUNTERは、ユーザーが要望し→ユーザーが実装するのが新しい循環。ついでに、はてなポイントと連動しているのも異なる点。

まとめ

という構想を実現したいです。