姉の旦那のお母さんの話

この日、すごいオバサンに出会った。

そのオバサンは、相手の常識と自分の行動のギャップを常に意識した会話ができていた。ここまで周りが見えていて、自分の行動さえ客観的に見えているという『察しが良くて内省的な大人』に出会ったのは、ほとんど初めての体験で。こんなすごいオバサンが現実に存在するのか!と驚いた。

自分が思う「頭が良い人」がハッキリと判った

「あなたが思う『頭が良い人』って、どんな人ですか?」

と街頭インタビューをしたら千差万別の答えが返ってくるはず。

高校生以下であれば、テストの点や偏差値を「頭が良い」の判断基準にしていると思う。社会人になると少し変わって、職業、勤務先企業、出身校などを「頭が良い」の判断基準にしている人が増えるだろう。他にも、機転が利くとか、要領がいいとか、話がうまいとか、仕事ができるとか、島田紳助とか伊集院光などなど…頭が良い人の定義は人それぞれである。

で、私が思う「頭が良い人」というのは、上記のオバサンのように「周りと自分が良く見えている人」のことなんだなと判った。今までボンヤリと見えてはいたものの、いまいちうまく言葉にできていなかったので、これは嬉しい発見だった。十年以上かかえてた便秘が解消した!ぐらいの嬉しさだ(想像できねえ)。

そういう大人になるためにはどうしたらいいか?

多くの人は歳を重ねると頑固になっていくじゃないですか。

人の意見に耳を傾けて、異質な考え方を認めたり取り入れたりするのはだんだん難しくなっていく。おまけに自分の行動は常に「間違ってない」と思い込んでしまう。だからオジサンやオバサンで、察しが良くて内省的な人がなっかなかいないのだと思う。(いや、居るところにはたくさん居るんだと思うけどね…。)

で、そんな頭が良い大人になるための鍵を考えた。

  • 自分の“常識”を疑うこと*1
  • 周りの人を尊敬すること*2
  • 周りの人へ愛情を持つこと

他にもいろいろありそうだけど、とりあえずこれだけ。忘れないようにするんだ。

*1:これは相方さんに教えてもらったことで「なるほどそれだ!」と思ったので採用

*2:尊敬できない人を無理に尊敬する必要はないけどね