知らないことを好きにはなれない

サッカーの知識や経験が全然ない人は、サッカーを好きにならない。

同様に、料理の知識や経験が全然ない人は、料理を好きにならない。

さらに同様に、灼眼のシャナの知識が無い人は、灼眼のシャナを好きにならない

上記のいずれでも、知識や経験が増えるにしたがって、ある日ふと面白く感じられてくる⇒興味がわくから自発的にどんどん吸収できるようになる⇒考察(想像)できるようになる⇒さらに面白くなってくる⇒好きになる可能性が高まっていく。

というわけで、人間は知識や経験が全くないことを好きにはならない、と言えるんじゃないだろうか。

# 子供は例外。彼らは何でも一瞬で好きになったりするから。

実社会での応用例

自分が参加しているプロジェクトに新メンバーを迎える場合。

その新メンバーに与える最初の仕事として「プロジェクト内部用語集」を熟読してもらう。(内部用語集をまとめたWikiなどがあれば尚良い。)そこである程度の概念を脳内に生成してから仕事に入ってもらうようにすると、新メンバーの受け入れは意外なほどスムーズに運ぶ。

結論

知ってみれば好き(嫌いなのは単に知らなかったから)。そういうことは多数ある。…という事実を認識しておくだけでも、嫌いな物事への対処方が変わる⇒生き方が変わってくると思う。