カメラなし映像の生成問題が解決

あーこれすごいわ。

日産 アラウンドビューモニター

前後左右4つの広角レンズで撮影した映像を、リアルタイムで画像処理することで、あたかも車の真上から見たような映像を擬似的に作り出している。今までありそでなかった。駐車する時にすげえ便利。

これでペットマトン「ミゼット」問題が解決?

電脳コイルに登場するペットマトン「ミゼット」は、仮想のペットでありながら、自分が見たものや聞いた音を記録することができる。

音についてはなんとかなりそうだけど、問題は映像の方だ。実際にはカメラが存在しない地点から見た映像をどうやって得るのかな、ということをしばらく考えてたんだけど、答えが出なかった。このアラウンドビューモニターは、実際にはカメラがない所からの映像を擬似的に作り出すことができている。多少の歪みはあるものの実用上問題なさそう。これだ。

広角カメラが全世界のあらゆるところに、あらゆる角度で死角ができないように設置されて、それらが全部ネットで接続されればミゼット問題は解決するんだ!

…って、大監視社会の到来かよ。嫌だよそんなの。

だが使いどころはあるかもしれない

例えば実験的に、学校の中とかがそういう状態(広角カメラが多数、死角なく設置されている)になっていて、24時間365日映像を記録していて、どんな角度から見た映像でも作り出せるような設備があったなら、カメラマンって不要になるのかもしれない。

例えば体育祭とか。もうお父さん達デジカムもってこなくて良いですよ〜。編集ソフトがあれば、あとから自由に映像を作れますよ〜。などのように、使いどころはありそうに思う。

それよりも

カメラ機能を持ったマイクロマシンが実用化される方が先だろうか?