インターネットは四次元ポケットへ

2007年現在では、

  • バーチャルな情報やサービスに対してお金を払う人はまだまだ少ない*1
  • 一方、リアルな物質やサービスに対してお金を払うのは常識である

つまりネットを流れる情報を物質に変換できるなら、情報に対してお金を払うことも『常識』に成り得るのだ。だとすると、一家に一台3Dプリンタがあれば世界が変わるのでは?という妄想話を少々。

参考:Engadget Japanese - 3Dプリンタの実力

具体的な使用例

3D CADのデータをネットから購入。どんな用途があるかというと、

  • おもちゃやフィギュアをプリントアウト
  • あらゆる製品の外装をプリントアウトしてカスタマイズ*2
  • 組み立て家具をプリントアウト、3D CADをいじれるなら自作家具もすぐできる

その他いろいろ。

たとえば、友達が自宅に大量に来訪したので、急遽食器のデータをネットで買ってプリントアウト!その友達が花束を持ってきてくれたけど、花瓶が無かったのでプリントアウト!スリッパが足らなかったのでプリントアウト(硬そう…)!U型便座が許せない人がいたため、O型便座をプリントアウト!などなど。

そういう世界になったら「インターネットが四次元ポケットになった」と言えそうである。

そこから金メダルレベルの飛躍をして着地すると

  • Webサービスでお金を取りたいなら、リアル世界に干渉すればいいじゃない
  • Second Life内で物作りしてるデザイナー達も、リアル世界に干渉すればいいじゃない
  • そういうネットとリアルの融合の形を、実はWeb3.0なんて…言わないよ絶対〜♪

*1:ニコニコ動画は例外か?

*2:自分の手の平サイズに合わせたマウスを作るとか、携帯のボディを全然違うものに変えるとか