ハートマン軍曹ブートキャンプを思いついた経緯
先日、ものすごく大切にしていた自転車を盗まれたんですよ。駅前の有料駐輪場で。
チェーンの鍵はかけてたし、駐輪場の鍵もかかってた。それでも盗まれるときは盗まれる。悲しいし悔しいし腹が立つわけなんだけど…。
盗む方が悪い!というのは正しいのだが
盗む方が悪いのだから、盗む人が改心するべきだ!…という意見は間違ってない。
だって盗まれる方が罪に問われたら大変でしょ。「自転車を盗まれた被害者のあなた…禁固三年で」とか言い渡されたら、ザ・たっちのモノマネもままならないほど驚くから。
でも「盗む方が悪いのだから、泥棒さんはいなくなーれ♪」と魔法少女のように叫んでみても、泥棒は根絶できない。他人の物を盗んだら死刑!(ここで、キラキラの戸田恵美里の「死刑♪」を思い出した人とは友達になれなさそうな気がする。自分と似すぎてて。)という法律ができても、たぶん絶滅はできない。
ではどうするか?
盗まれないように“自分が”対策するべき
- 自転車に鍵を70個ぐらいつけておく
鍵で開くやつや、番号を合わせて開くやつなど、ランダムに70個くらいつける。「なんだこのチャリ?気持ち悪っ」という印象が得られればOK。きっと泥棒たちも近寄らなくなるはず。ひねくれた泥棒や、チャレンジ精神旺盛な泥棒が多い街だと逆効果かもしれない。
- 自転車を汚しておく
徹底的に汚い状態にしておく。泥だらけ&錆だらけ&なんか臭う。これなら盗みたくならない。普通の人でも近寄れない。彼女に見せられないのと、だんだん自転車がかわいそうになってくるのが難点。
- パンクを偽装する
携帯空気入れを持参しておき、駐輪中はタイヤから空気を抜いておく。使う直前に空気を入れる。自転車に乗る前に疲れてしまうのが難点だが、筋トレの一部だと思い込めば楽しく(楽しいか?)乗り越えられる。
以上は予防措置。以下は盗まれた後の対策。
- 発信機をつけておく
盗まれた自転車がどこにあるのか、リアルタイムで把握できるようにしておく。
何が言いたかったかというと
他人を変えるより“自分を”変える方が簡単・確実だという話。
上記を踏まえた上で
「ネット上には誹謗中傷や罵倒が横行している→だから匿名は撲滅するべきだ」とBlogで叫んでいる弁護士さんと「匿名もいいとこあるよ」というekkenさんのやり取りを見て『ハートマン軍曹ブートキャンプ』を思いつきました。
他人や自己を取り巻く世界を変えるのが正しい方向かもしれないけど、自分のメンタルタフネスを強くする方が簡単・確実だろうなぁと。(それで思いついた当初の名前は メンタルタフネス強化道場 だった。)
いやいや、誹謗中傷なんてほっとけ!とか、そういう意見じゃないですよ。悪いことをしたら法によって裁かれるべき。それは匿名だろうと実名だろうと同じことでしょう…と、私は思います。